朝雑煮のすすめ

2017/05/16カテゴリ:タグ:

お雑煮やさんの粕谷は、「一日一雑煮」ってよく口にしてるんですが、

「毎日雑煮ぃ~?!」なんて驚くことなかれ。
だってね、毎日味噌汁食べてるご家庭はざらでしょ?毎日どころか、毎食のように食べてるご家庭もあるかも。

それとおんなじ感覚なんです。

出汁の効いた汁物って、ほっとするというか安心感がある。
パンチが効いてるものじゃなく、ごくごく普通な感じってのは、飽きが来ない。毎日食べてても別に「もう飽きたよ」ともならない。
(お正月三が日で飽きちゃうのは、おせちと雑煮の組み合わせを毎食食べてるからだと思う。他のものも食べたいよーってなる気持ちは私もよーくわかる。)

粕谷の場合はね、「一日一雑煮」のほとんどは朝食に、です。
雑煮ってのは、お餅という炭水化物が入るスープですからね、一つのお椀で済んでしまうのが良い
忙しい朝の洗い物が少なくて済むのが良い。
そして、汁物というのは食欲がない時も、スルッと食べれちゃうのも良い。
気持ちが沈んでいる時も、出汁の効いた汁物はなんか精神衛生上良く働いてくれちゃうような気がする。
野菜をたっぷりと食べたいときも鍋に突っ込んじゃえば結構食べれてしまう。
更に、何よりも良いのは、雑煮って基本、簡単だってこと。
私の場合、朝の雑煮作りには基本的に15分以上かけることはありません。
(時折、すんごく凝ったこともしちゃいますけどね、変なとこ凝り性なもんで遊びたくなって(;´・ω・))

ご当地雑煮を調べるのが大好きな粕谷ですが、日常的に食べてるものはテキトーです。
冷蔵庫にあるものや、昨晩の残り物とかをちょちょっと入れて食べるのが基本。
ただ、出汁だけは大体とってるかな。
(といっても、時々市販のコーンスープとか、コンソメスープに餅を入れて…なんて日もある)
出汁をとるなんて言っても、それもかなり大雑把なもん。
前日の夜寝る前に、100均で買って愛用してる麦茶ポットに水入れて、昆布とかスルメとかいれて、冷蔵庫の中に置いとくだけ。これがまぁ、翌朝にはよく出汁が出ててくれるの。そのまんま鍋に入れて火をかけたら、すぐにすんばらしく良いお出汁が出ちゃうのですよ。超簡単。
そして、テキトーに野菜やら肉やら、併せて餅も入れて火にかけときゃ、すぐに朝雑煮は完成しちゃうのです。
私の日々の朝雑煮は↓に載せてるので、もしよかったら見てくださいな。
https://www.instagram.com/ozouniyasan/

たいして手をかけちゃいないけど、結構幸せな朝食ですよ。
はぁ~美味しい♡
と、ひとり自画自賛(笑)しながら、食べてます。

もちろん、食いしん坊で炭水化物全般を心から愛している私は、美味しいパン屋さんに出会ってしまった翌朝の朝食がパンに代わることもあるし、前日の夜にウマい炊き込みご飯を作った日にはご飯に代わることもある。緩やかに一日一雑煮生活を楽しんじゃってます。

こんな一日一雑煮なら、飽きることないと思うんだけどなぁ~。
正月だけのもの、冬だけのもの、にしちゃうのはもったいない料理だと思うのですよ。