優しい味わい・干し鮎だしのお雑煮

2014/11/17カテゴリ:

優しい味の「干し鮎」だし。

今回は、何とも珍しい「干し鮎だし」を使ってお雑煮を作りました。

干し鮎のだしをつかう『ご当地雑煮』は、島根県の山間部、世界遺産の石見銀山で有名な石見(いわみ)地方の「岩のり雑煮」に使われています。
岩のり雑煮に使われる岩のりも「十六島(うっぷるい)海苔」という希少で珍しい海苔で一般的な岩のりよりもしっかりとした歯ごたえなのです。
この十六島海苔を使った「岩のり雑煮」も今度、研究所の中でご紹介しますね。

さて、岩のり雑煮を作るために干し鮎でおだしを作ったので、その残りで朝雑煮!!
干し鮎だしは、すっきりとした味ながら優しい味わいで決してガツンというインパクトではありませんがじっくりと体にしみていくような旨さがあります。

個人的に惚れ込んでしまったこの干し鮎だしにたっぷりの小松菜を入れて、こんがりと焼いた四角いお餅をそっと添えれば、シンプルながら病み付きになりそうなお雑煮の出来上がりです!

 

シャキシャキとした小松菜に鮎の旨みたっぷりのだしが絡んでウマい!
そこに、こんがり香ばしいお餅の香りが漂ってくると、もう止まりません。

小松菜は緑黄色野菜で、カロテン・カルシウム・ビタミンC・ビタミンA・ビタミンB1なども含有していますのでお肌にもいいし何と言ってもヘルシー!

寝起きのシャキッとしたい時に、小松菜の歯ごたえが体を起こしてくれますし、
ダイエット中の方には、お餅や小松菜をたくさん噛むことで満腹感もありますよ!

この珍しい「干し鮎だし」機会があれば是非お試しください!
この旨さにメロメロになること間違いなしです!