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今回は、「さといも」に注目!
各地のお雑煮やお節料理の中に意外と使われているのがこの「さといも」です。
さといもは親芋から小芋が次々と増えていくことから子孫繁栄の縁起担ぎとしてお祝いの席によく登場します。
お雑煮でも、京都や香川では皮を剥いた丸い形のままのさといもを入れて、
子孫繁栄と円満にという意味を含めた縁起の良いものとされています。
さらに、地域によっては男性には「人の頭になれますように」と頭芋を入れ、
女性には「子孫繁栄・子だくさん」などの意味を込めて小芋を、
と分けて入れたりするそうです。
さといもは、球根(塊茎)部分だけでなく、葉柄部分も食べることが出来ます。
芋茎(ずいき)や芋がらと呼ばれていて、新潟や仙台のお雑煮の具材にもよく見られます。
また、さといもの一種の八つ頭は、末広がりの「八」という漢字が入っているのでさらに縁起が良いとされています。
普通のさといもは親芋からコロコロ小芋が分球しますが、八つ頭は親芋から小芋部分が膨らんで成長するため、そのひと塊が頭が八つ固まっているように見えることから「八つ頭」という名前になったといわれています。
里芋って、下処理にとても時間がかかって敬遠しがちですが、
その分、自分でお料理したさといもの味は格別です!
私が作る具だくさん雑煮には、さといもは必須です。
ほくほくトロッとしたさといもはお雑煮にぴったり(*^_^*)
是非お試しください!
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