お雑煮は家族の物語

こんばんは!お雑煮やさんです。

大都会新宿・歌舞伎町の片隅に、「稲荷鬼王神社」という神社があります。
なんとここで、いろいろなご家庭のお雑煮写真がたくさん展示されているという情報をキャッチし、お雑煮やさん行ってまいりました。

DSC_0046

こちらは平成18年の暮れから始まり、今年で9回目なんだそうです。
近隣の方や参拝された方から提供されたお雑煮写真がなんと179点!
それぞれに「お雑煮の説明」と提供者の「一言」が添えられています。
これがほんとにとってもすてきで!

DSC_0047

こんなのとか。

DSC_0051

こんなのとか。

DSC_0054

こんなのも!

「お雑煮」って、ものすごく物語のある料理です。

普段あまり年中行事など関心のない方でも、年末年始・お正月だけは家族と一緒に恒例となっている何かがあったりしませんか?
大人になって家を出たらあまりしなくなっちゃったなとという方でも、子どもの頃にはありませんでしたか?
ここに展示されていた写真には、そんな子どもの頃の思い出、今でも続く家族の伝統、新しい家族とともに作っていくつながり、そういう胸がじんわり温かくなるお話がいっぱいでした。
お雑煮やさん的には、こんなお雑煮初めて見た!とか、あーやっぱりこのあたりはこういうやつかー!とか、そういう楽しみもたくさんありましたが、それでもここで一番よかったのはやっぱり写真に添えられた「家族の物語」。

私ことスタッフ1号が、「お雑煮」に惹かれてお雑煮やさんになったわけは、お雑煮ってなんてドラマチックな料理なんだ!と思ったからです。

日本人のほとんどが知ってる料理、だけどその実態は千差万別、果たしてこれを同じ料理と呼んでいいのかというくらい、地域、家庭で全然違う。これは横の広がり。
日本中で全然違う広がりを見せる料理だけど、親から子へ、そのまた子へと受け継がれる味でもある。これは縦のつながり。
はたして日本に今、これほどドラマチックな料理が他にあるだろうか!?いや、ない!!
と思わず熱くなってしまうほどに、お雑煮をめぐるさまざまな家族の物語は、スタッフ1号の胸を打ったのでした。

これはできるだけたくさんの方に見てもらいたいなー。
今年は、1/15まで展示されているとのことです。ぜひ行ってみて、お雑煮をめぐる物語に胸を熱くしてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次