私は、この9月に当お雑煮研究所のスタッフに加わったばかりです。
雑煮には地域性の違いがあります。そこには、時代背景や家系のルーツといった面白い面があり、そのような事を含め、日々、色々なお雑煮を食べたり、試作したりと勉強中です。
そこで、
今朝は、弊社で扱っている岩手県沿岸部・宮古地方に伝わる「くるみ雑煮」を食べました。
パッケージにある作り方どおりに
まずは、水をはったお鍋を火にかけて、熱湯にする作業から。
熱湯になったので、封を切らずにレトルトパウチをお鍋の中に。
そして、
お餅をオーブントースターに。
お餅が焼き上がる間に、くるみダレの準備。
備付けの粉末クルミを小皿に入れて、お砂糖を。
我が家は黒糖派なので、粉末クルミとさほど色の差はないのですが、江戸雑煮に慣れ親しんでいる者からすると、汁に溶けていない状態の甘いものにちょっと不思議な感覚を抱きます。
私の中では、お雑煮はおやつではないので、お砂糖は控えめに小さじ1杯よりも少なめです。
レトルトパウチの温め時間とお餅の焼き上がり時間がほぼ同じ5分くらいなので、オーブントースターの『チン!』の合図とともにお鍋からレトルトパウチを取り出しました。
レトルトパウチを取り出している間は、お餅はオーブントースターのまま余熱で温めています。
お椀に盛り、粉末クルミの入った小皿に小さじ2杯ほど入れのばし、
出来上がり!!
最初の熱湯作りの時間を省けば、6分ほどで頂ける状態です。
くるみダレを作る作業があるのにこの時間!
短時間で準備ができるのは、朝にはありがたい。
お味の方ですが、出汁には鶏とゴボウの風味が溶け込んでいて、ひとつひとつの具に味がしみ込んでいます。
「レトルト」というと、お手軽だけど味はまぁまぁ・・・といった印象をお持ちの方も多くいらっしゃると思いますが、実は、レトルト加工だからこそ、より具材の味がおだしに染み出て、おだしが美味しくなるんですよね!
そして今回、紹介しました「くるみ雑煮」を
実は今日、当お雑煮研究所の代表の粕谷が料理教室の講師をしていて、この「くるみ雑煮」を参加者の皆さんと一緒に作ってきたんですよ~。
その様子をちょっとだけお見せします\(^ー^)/
品川区内の参加者の皆さんも、色んな地域の出身の方がいらっしゃって、お雑煮談義が楽しかったようです(-^〇^-)
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