お雑煮の伝統野菜・もち菜

2014/11/13カテゴリ:タグ: , , ,
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今回の伝統野菜は「もち菜」

もち菜は「あいちの伝統野菜」で、正月菜とも呼ばれ、古くから尾張地方で栽培されてきた小松菜の仲間で、収穫時期は12月から1月です。小松菜よりも色が淡く軟らかくて甘みがあるのが特徴です。

もち菜は生でも食べることができるくらいくせがなく、
シャキシャキと心地よい食感なのでサラダにして食べることもできます。
さっとお湯に通すくらいが一番もち菜の風味を味わうことができますよ。
今からの寒い時期には、お鍋に入れるのもおすすめです。

小松菜ともち菜は同じ?

 

よく議論されるのは小松菜ともち菜の違いですが、見た目はそっくり!

 

そっくりがゆえにお正月の時期には小松菜をもち菜として陳列してあることも多いそうです。
と、いうのも小松菜のことをもち菜という地域もあるからなのです。

何はともあれ、見分け方を知っておくに越したことはないですよね。
その見分け方は、もち菜は下の方まで葉が出ていて、小松菜は下の方は葉はないという見分け方です。今度「もち菜」を見かけた時にはぜひ観察してみてくださいね。

ちなみに、小松菜は現在の東京・江戸川区の小松川近郊で栽培されたことに由来しているので「小松菜」という名前になったそうです。
また、収穫期によって冬には「冬菜」「雪菜」。
初春に出回る若いものは「うぐいす菜」と呼ばれることもあるそう。

地域や収穫時期で呼び名が異なり、福島の「信夫菜(のぶな)」関西の「若菜」「黒菜」、熊本の「京菜」、新潟の「女池菜(めいけな)」「大崎菜」なども小松菜の仲間です。

 

もち菜と言えば、いわずと知れた「名古屋雑煮」唯一の具材です。

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かつお昆布だしのすまし汁に煮た角餅ともち菜を添えて、かつお節をパラリと添えれば出来上がりという何ともシンプルなお雑煮。

そんなもち菜には、魅力的な栄養素もたっぷり含まれています。
もち菜は緑黄色野菜で、主な栄養素は、カロテン・カルシウム・ビタミンC・ビタミンA・ビタミンB1などです。
鉄分も含まれているので貧血の方にもおすすめの野菜で、ビタミンCも豊富なので風邪や肌荒れが気になる方にもいいですね。
また、カルシウムは骨粗しょう症に、食物繊維は便秘にも効能があるといわれています。

これからの寒い季節、もち菜をお雑煮に入れてたくさん食べて風邪知らずで冬を越しましょう!!

※ちなみに、画像のもち菜は、自宅の家庭菜園で栽培した無農薬餅菜なので、虫食いがありますが勘弁を!(でも、甘みがあってとてもおいしいんですよ~)