こんにちは、お雑煮やさんの吉田です。
11/15(土)にクラウドファンディングでご支援・ご声援いただいたパトロンの方への感謝を込めまして、
お雑煮パーティを開催いたしました。
三種類のご当地雑煮をご用意し、お雑煮に合うお酒と地域の特産物をおつまみに皆様と楽しい時間を過ごさせていただきました。
一つ目のお雑煮は、乾杯の白ワインに合わせて島根の山間部・石見地方の「岩のり雑煮」。
干し鮎のだしに希少な十六島(うっぷるい)海苔を贅沢に使った絶品のお雑煮です。
海苔は、一般的な岩のりよりも歯ごたえがあり、しっかりした食感でやみつきななりそう。
そして、この干し鮎のだしが絶品なのです。やさしい味わいが体にしみわたります。
そして、二つ目は、新潟の旨い日本酒に合わせた、新潟・新発田市の「新発田雑煮」。
いりこのだしに、鶏肉・大根・人参・ゴボウ・さといも・こんにゃく・油揚げなどの具だくさんのお雑煮に鮭も乗っかり、さらにその上にイクラがのります。
今回は生のいくらを乗せましたが、本場では「ととまめ」と言って、周りが白くなるぐらいにイクラをゆでて、ムニムニとゴムのような食感を楽しむそうです。
そしてラストの「小豆雑煮」は、鳥取のお雑煮です。
味はまさに「ぜんざい」。甘い小豆に煮た丸餅が入っていてデザート感覚の〆のお雑煮となりました。
地域によっては、甘くない小豆を煮て煮た丸餅を入れ、食べる人が好みでお砂糖を加えて食べる地域もあるそうです。今回は、最初から甘いお雑煮をお出しいたしました。
お雑煮をお出しする合間にも『ご当地雑煮にまつわる伝統野菜の「利き菜」』や色んなだしの中からいりこだしを当てる「利きだし」も開催。
「利き菜」は、大和真菜・雪菜・小松菜・餅菜・かつお菜から「小松菜」を、
「利きだし」は、かつおだし・いりこだし・のどぐろだし・するめだし・あごだし・干し鮎から「いりこだし」を当てていただきました。
利き菜は、なにせほとんどが小松菜の仲間なので難しいのです。じっくり味わうと違いが判るのですが、違いが分かってもそれがいつも食べている小松菜かどうかは難しい!
利きだしは、するめだしはすぐにわかるのですが、他はすべてお魚系なのでこれまた難題です。
人生初の干し鮎だしとのどぐろだし。どちらも旨い。おススメです。
そんなこんなで、あっという間の二時間。とても楽しい時間となりました。
お越しいただいた方々も、「手伝います!」「協力します!」「声かけてください!」と言ってくださって、感謝の気持ちを伝えるはずがこちらがパワーを頂いちゃいました。
今からのお雑煮シーズンが「お雑煮やさん」の頑張り時なので、
今まで以上にフル回転で頑張ってまいります!!
お越しくださった皆様、たくさんのご声援とパワーをありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
コメント