いよいよ最終日・5日目です。
天気は晴れ。最初で最後の週末営業です。
土曜日の朝は、事前にビラを配っていた近隣の方が
「気になっていたんですよ!」
「土曜日に行こうと思ってました。」
「美味しそうだし珍しかったから。」
と、お子様連れのご家族やご近所の方々が食べに来てくれました。
土曜の朝の朝ぞうには『干し鮎だしの和の極み雑煮』です。
島根県の石見地方で使われる「干し鮎」で贅沢にだしを取り、
具材は、かぶ・竹の子・きのこ三種・鶏肉などをたっぷりと使用し
ヘルシーかつお腹も満足な一杯に。
この干し鮎のだしは、脂がのっていてコクがあり、鶏肉を入れてもソレに負けない旨みがあります。皆様に一度は味わっていただきたい出汁の一つです。
日本のお出汁は、寝起きの体を優しく起こしてくれて、体全体にしみわたりますね。ご来店いただいた皆様には『おいしかった~(*^_^*)』の声もたくさんいただきましたよ!
さて、最終日のランチバイキングは、初日と同じご当地雑煮バイキングですが、
最終日とあって普段はなかなか食べる機会がない『スペシャルお雑煮DAY』です。
お品書き・・・
1.仙台のハゼ雑煮
2.千葉のハバ海苔雑煮
3.島根・石見の鮎だし十六島(うっぷるい)海苔雑煮
4.岩手・宮古のくるみ雑煮
5.香川のあん餅雑煮
6.博多のブリ雑煮
最終日ということで、お雑煮の醍醐味、贅沢なご当地雑煮を楽しんでいただきました。
仙台のハゼ雑煮に使用した焼きハゼは限定13食!
なかなかお目にかかれません。
具だくさんのお雑煮にハゼがドーン!
いくらも華を添えてなんとも豪華なお雑煮です。
千葉のハバ海苔は軽く火であぶって香ばしくなった所をほぐしながら振り掛けます。その上にアオサをぱらり。
海苔という名前ではありますが、食感・味共に板ワカメのような感じです。これもまた希少なもので、お店で買うといた海苔三枚ほどで二、三千円する高級品!
島根の十六島海苔は、日本海の荒波でもまれた希少な海苔です。
お酒に浸してほぐしたところを鮎だしのおつゆにほどきながら浮かべます。
海苔なのにコシがあり、しっかりとした口当たり。こちらも、ハバ海苔同様贅沢な一品です。
不動の人気を誇るのは、岩手のくるみ雑煮。
具だくさんのお雑煮からわざわざお餅を引っ張り出してきてあまーいくるみダレに付けて食べるのです。
ほんと、絶品でお餅が止まりません。
おなべの底が見えてしまうほどになってしまったので、急遽、手元にある野菜でお雑煮を追加し、予定にはなかった焼きハゼ出汁のきのこ雑煮をお出ししました。
皆様には、なかなか食べることも・観ることもできない食材や味わいをたのしんでいただけたのではないかと思っております。
おかげさまでこの日もお鍋も底をつき、さらにお餅も空っぽとなり
まさに『完売御礼』での閉店となりました。
せっかくご来店いただいたにもかかわらず、完売のためお断りしてしまったお客様。
大変申し訳ございませんでした。
この五日間で私たちお雑煮やさんが学んだことは多くありました。
お客様から「もっとこうしたら?」というご意見も直接たくさん
お聞きすることができ、今後、店舗展開を考えるうえでも、
さらにはお雑煮やさんをもっと広めてく上でも大変貴重な機会となりました。
ご来店いただきました皆様、ご協力いただきました皆様
本当にありがとうございました。
この五日間をもとに新たな挑戦をしていきたいと思っておりますので
変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
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