「だし」を楽しみたい!

微妙な写真を使ってしまいましたが、(焼きハゼが届いて喜んでるの図)
お雑煮の面白さのひとつには、なんてったって「出汁」があります。

「出汁」って言うと、一般的には、
かつお昆布だし、、、でしょうかね。
私の実家は、母が香川の人なので、味噌汁でも煮物でも何でも、通常の出汁は決まって「いりこ(煮干し)」でしたが。

出汁のきいていない汁はかなり悲しいもので、
味噌汁であっても出汁が味の旨味を作ってくれていると思うのです。
そして、日本人が食事でほっとする瞬間って、
出汁のきいた汁ものを飲んだ時なんじゃないかしら、と私は常日頃から思っているんですよね。
幸せな気分になりますよね、温かい旨味たっぷりの汁ものを飲むと。

日常的に使っているお出汁って、そんなに種類が多いわけじゃないですが、
お雑煮を調べ始めると、出てくる出てくる魅惑的な出汁が!
あごだし(とびうお)でしょ、
スルメ、いりこ、焼きえび、ドンコ(しいたけ)、鮎、ハゼ
鶏肉、昆布だけ・・・
なんて具合で、とにかく色んなタイプの出汁があるんだなぁ、と思う。

そして、入っている具材はさて置いて、
出汁が違うだけで本当に味がまるで変わっちゃうんだなぁって気づくんです。
もちろん、汁の部分に焦点を当てると、
出汁だけじゃなく、調味料、つまり醤油や味噌の種類によっても全然味が違う。
だから、出来る限り地元で一般的に使われている調味料を使いたいなぁ、と試作をするときにはいつも思うのですが。

ご当地雑煮の食べ比べをするっていうのは、この出汁比べをするもの相当楽しいことだと思うんです。
なかなか普段出来ないじゃないですか?
わざわざ色んな出汁をいくつもとって、味比べしようなんてことを日常的にしてる人はあまりいらっしゃらないんだろうと思います。(私は毎週やってるけど。趣味だしね~)

だから、実は今度開催するお雑煮まつりでは、
出汁をたんと楽しんで貰う、
お雑煮食べ比べ&出汁比べ(同じ調味料で味付けした出汁比較)をしちゃおうと目論んでいるんですよ!

焼きえびの出汁の爽やかな甘さ、
するめ出汁のこっくりした甘さ、
うーん、私の表現力じゃやっぱり表現できませんわ!
実際に食べ比べしたら、ますます出汁の魅力、そしてご当地雑煮の魅力にはまってしまうことは間違いないのです(断言)!

もし、ちょっとそんな遊びがしたいと思ったら、自宅で休日がっつり比べっこしてみるも良し、
もし、ご都合がつくようでしたら、5月のご当地雑煮まつりにいらっしゃるも良し、
一回やってみることおススメですよ!
日本の出汁文化ってスゴイなぁ、と頷いちゃうこと間違いなしです。

春のご当地雑煮まつり お台場

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