I love 小浜

告白します!
私、お雑煮やさん粕谷は、小浜市に惚れてしまいました!

福井県小浜市に行ってきたんです。
お雑煮のレプリカがある「御食国若狭おばま食文化館」に行ってきました。
あんまりにも素晴らしく、狂喜乱舞、ウキャウキャひとりではしゃいでしまいました。

お雑煮のレプリカちゃんたちが並んでいて、もう釘づけ。
私が調べていたものと全部が全部一致しているわけじゃないけど、
(お雑煮は家庭料理だから家庭によっても違うので当然です(^^♪)
あまりにも素晴らしい展示でした。

奥村彪生先生のコレクションが寄贈されたものだとのことですが、
なんて素晴らしい!お雑煮をレプリカで一覧で見れるなんて~~!
お雑煮やさんとしては、幸せなひと時になっちゃいました。
そりゃあ、はしゃいでしまうでしょう。ひとりにやついてしまうでしょう。

お雑煮のレプリカコレクションに感動したのはもちろんですが、
それだけじゃなく、
地域の食文化について、本当に魅力的な展示がされていたんです。

「食」に関する年間行事について、
伝統的に食べられている発酵食品について、
とっても丁寧に説明して展示されているこの空間で、本当に幸せな時間を過ごしてしまいました。

小浜市役所には「食のまちづくり課」という部署もあるという。
ローカルフードを大切にしている町なんだわね、とそれにも感動。

私は、地域の文化が一番現れているのが「食」なんじゃないかしら、と思っているんです。
日常的にも、ハレの行事にも、どんな場面でも食は必ず絡んでいるものですしね。
だから、食文化をじっくり見ていると、地域の歴史も経済も文化もすっごくイメージが沸いてきてドキドキと楽しくなってしまう。

そんな中で、日本全国同じ「お雑煮」って言葉を使いながら、中身がまるで異なっているお雑煮に惚れてしまったんですけどね。

小浜市、短い滞在時間でしたけど、とっても良い時間でした。
「食の文化館」に併設されている「濱の湯」というお風呂で、ご一緒したおばあさんに色々とお雑煮のお話も伺い、それも楽しい時間でしたよ~。

小浜のお雑煮は、
昆布だしに五徳味噌で調味し、煮た丸餅に「黒砂糖」を盛っただけのシンプルな雑煮です。
N2026
その昔、貴重だった黒砂糖をお正月のハレの日にかけて食べるようになったとのこと。
五徳味噌ってことは、普通のお味噌汁に使うお味噌ですよね。
「味噌汁に黒砂糖をかけるの?!」とちょっとびっくりするお雑煮ですけど、
食べてみるとコレもなかなか美味いのです。

地域それぞれのご当地雑煮、ほーんと面白い!

それにしても、私、小浜に惚れてしまいましたよ。
今度行くときは、数日滞在して、じ~っくり小浜の美味しい食を堪能したいものです。

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