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京人参?金時人参?・・・どっちも正解!
この鮮やかな赤さと、スリムに細いシルエットが特徴。
京都や奈良、そして私の出生地でもある香川県でも、正月はやはりこの「金時人参」なんですよね~。
こないだも、京都出身の方が、正月なのにスーパーに普通のオレンジの人参しか並んでなくて、何だか残念な気持ちになった~なんて言ってましたが、正月のような節目の時を鮮やかに彩りを添えるにはぴったりのニンジンですね。でも関西の伝統野菜で、関東ではあまり食べられません。
さて、「金時人参」の名前の由来は?
金太郎でーす!
鬼退治で知られる源頼光の四天王の一人、坂田金時(金太郎)が赤ら顔だったことから、この鮮紅の人参の名になったんですって。
そんな名前の由来を聞いちゃうと、金時人参を包丁で切る時、つい「足柄やぁまのきんたろさ~ん・・・♪」とくちずさんでしまうようになってしまいましたよ。
お雑煮に金時人参を使うときには・・・
大抵、どこもみな、「輪切り」です。
家族円満を現わす、と縁起をかけて、関西では人参も輪切り、大根も輪切りが多いです。
東北地方などは雑煮には「千切り」や「たんざく」にするところが多いのですが、
関西地方では、輪切りに縁起をかける。。。
ま、でも、金時人参は西洋人参と違ってほっそりスリムですからね。
このスレンダーなシルエットを持つ人参を使うから、「輪切り」文化になったのか?それとも「丸」とか「輪」が先にありきで、それに合う人参が正月に好まれるようになったのか?
どっちなのかはわかりませんが、色鮮やかな美人な人参に、「金太郎」由来で名前がついたというのは、なんかアンバランスで笑ってしまいましたよ。
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