もちサミット in 一関
こんにちは!お雑煮やさんです。
10月11日に、岩手県一関に行ってまいりました。
一関といえば、冠婚葬祭や折々の行事などで伝統的にもちを食べる文化があり、食べ方の多彩さは全国一ともいわれるもちの里、なんです。
今回、そんな一関で、一関だけでなくさまざまな地域からもちが集まった「全国ご当地もちサミット」が開催されました。
お雑煮ともちは切っても切れない関係、これはお雑煮やさんとしても行かねばなるまい、ということで、行ってきました!
たくさんのお店があったんですけど、今回はひとりだったので残念ながら食べられたのは3種類…
まずはお雑煮やさん的にはずせない、「もち天ぞう煮」。焼きもち、煮たもちだけでなく揚げたもちも、雑煮には合いますね~。
次に、個人的に納豆が好きな私が気になっていた「川崎炒め納豆もち」。「炒め納豆」というのは一関市川崎町の名物とのこと。納豆ともちの相性最高!
最後に、テレビなどで話題にもなったモッフル専門店の「マヨしょうゆモッフル」。モッフルとはもちをワッフルのように挟んで焼いたものですが、そのさっくりもっちりな食感がたまりません!
残念ながら胃袋的にここでギブアップ。他のおいしそうなおもちに心ひかれつつ会場を後に。
もち食文化についての調べ物をしつつ、おなかがいい感じにこなれてきたので、またおもちを食べます!
もち本膳
次は、一関のもち食文化を体現した、冠婚葬祭のときに食べられるというもち本膳をいただきます。
もち本膳とは、あんこ、ずんだ、ごまなどさまざまな味のもちとお雑煮まで一度にいただける、なんともすてきなお膳。本来はおもてなし料理であり、食べ方にも作法がある格式高い料理なのです。
左上から時計回りに沼えび、じゅうね(えごま)、ごま、くるみ、大根おろし、あんこ、納豆、ずんだで、真ん中は口直し用の甘酢大根です。お雑煮はひき菜が入ったシンプルなすまし。
もちだらけなんですけど味が多様で、全然飽きずにとてもおいしくいただきました!
さらにこのもち本膳をいただいたお店の方が一関のもち食文化を推進してこられた方で、お雑煮やさんにも興味を持ってお話してくださったので、同じもちを扱う者同士、今後いい展開ができればと考えていたりします。
もち、お雑煮の世界をどんどん広げていきたいと、決意を新たにしたお雑煮やさんなのでした。
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