大阪のお雑煮

2016/09/15カテゴリ:タグ: , ,
osaka

大阪のお雑煮話を初めて聞いたときは、「いいね!」とFacebookじゃないけれど、親指立ててグーしちゃいたくなっちゃいました(*^_^*)
何でかっていうと、
大阪のお雑煮は、元旦と二日目以降でお雑煮が変わるんですって。

京風の白みそ仕立てのお雑煮は元旦だけ。
二日目以降は薄口しょうゆのすまし仕立てのお雑煮。

その理由が、「飽きない(商い)ように」って掛けているからだと言われるの。
こういう言葉遊び、いいねぇって思っちゃう。
この変なダジャレ遊びは、商人の町 大阪ちっくで思わずクスリと笑っちゃいますよね。

「あきない雑煮」って響きも良い。

大阪だけじゃなく、お雑煮全般に言えるんだけど、
縁起をかけるときには、色んな言葉遊びが入り込むのが日本の庶民文化って感じで面白い。
「菜(名)をあげる」とか、「よろ昆布(よろこぶ)」とか(笑)
もう、完全にダジャレでしょ!って突っ込みたくなっちゃうわ。

さて、元旦の雑煮にも二日目以降の雑煮にも、
入っているお餅は関西地域だから「丸餅」なんですけどね、
元旦の白みそ仕立ての時には、お餅は煮るんですよね。
だけど、二日目以降のすまし仕立ての時には、餅は焼く。

何でかなぁ~とこれは疑問なんですけどね、だんだん餅が固くなるから、焼いたほうが早いからという説も。
他にいわれを知っている方がいたら、どうぞ私にも教えてくださいませ。
いつでも情報はWELCOMEです~♪

具材に関しては、人によっていろいろ伺いますけど、
子芋(里芋)、雑煮大根、金時人参、焼き豆腐など。ユリ根を入れる、というお話も何度か聞いたことがあります。
ちなみに、「雑煮大根」って言われてもご存じない方多いでしょうから、ちと解説。
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こういう細い大根なんですよ。
関西地域では、全部丸く輪切りに切っているでしょ?
「丸くものごと収める」とか「家族円満」を掛けて、丸がルールなんですよね。
東北地域では、引き菜といって、千切りに野菜を切ることが多いですから、これも地域特性ですよね。
冬の太い大根じゃお椀にいっぱいになってしまうから、関西地域ではこういう細い大根が正月時期は出回るんですよ。
今度、年の瀬に関西方面に出かけることがあったら、スーパー覗いてみたら楽しいですよ。(これは関西だけじゃなく、どこの地域に行っても、正月前はすんごく地域特性が出てて面白いの)

そして、二日目以降は具材は実にシンプル。水菜だけ!
考えてみたら、今でこそ全国各地で普通に水菜が売られて食べられているけど、
もともとは京野菜で、関西地域の地域野菜ですもんね。

本当か冗談かはわからないけど、
飽きないように日替わりでちょいと工夫して食べている大阪あきない雑煮、これまた魅力的でしょう?