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今回は、お雑煮に彩りを添える
『三つ葉』に注目!
全国各地、さまざまなお雑煮がある中、鮮やかな彩りを添えるのが三つ葉です。
三つ葉を使用しない地域でも、小松菜やホウレンソウ、葉物の伝統野菜、
せりなどのグリーンと、人参の赤い色で美しくもりつける地域が多いですよね。
色彩が鮮やかになると、見た目にも美しく、美味しそうで豪華に感じられるので
特にお正月のようなお祝いの席にはお節と並んで彩り豊かなのかもしれませんね。
三つ葉は爽やかな風味の香味野菜。
セリ科の緑黄色野菜でβカロテンを多く含んでいます。
お雑煮やお吸い物でよくみられるのは、
可愛らしく「くるっ」と結んである
「結び三つ葉」です。
「縁を結ぶ」という意味から縁起が良いとされていて、
お祝いの席などでは
よく見かけますよね。
その作り方・・・。
1.三つ葉の根っこを切り、熱湯にサッとくぐらせて冷水に取ります。
2.二、三本を手に取り「くるっ」と輪っかを作るように結び目を作ります。
※この時ギュッと引っ張りすぎるとわっかが小さくなりすぎたり
茎が切れてしまったりするのでご注意を!
※写真は1本だけの結び三つ葉を使用しています。
出来上がった三つ葉を、お雑煮やすまし汁に添えれば出来上がりです。
くるっと丸い結び三つ葉はとてもかわいい縁結びのおまじないみたいですよね(*^_^*)
ほんのひと手間で、品よくきれいな盛り付けに見えるのもポイントです。
ご来客のときに結び三つ葉を添えてお椀をお出しすると
きっと喜んでいただけることと思います。
日本人ならではの、心のこもった美しい飾り付けですね!
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