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今回は、福岡・博多の『ブリ雑煮』をご紹介
博多雑煮の三種の神器『ブリ・かつお菜・あごだし』
【お餅】丸・煮
【だし】すまし仕立て (あご・どんこだし)
【具材】ブリ・かつお菜・人参・しいたけ・かまぼこ・焼き豆腐
福岡の一般的なお雑煮は、あごだしベースのすまし仕立て。
お餅は煮た丸餅で、出世魚の「ぶり」と伝統野菜の「かつお菜」をあしらってあるのが特徴です。かつお菜は、博多に古くから伝わる高菜の仲間で、茎の部分の味がカツオ節に似ていることが名前の由来といわれています。
ドドーンと入ったぶりは最大の魅力!
やず→いなだ→はまち→ぶりと出世していく出世魚。
出世魚という縁起の良さから、おめでたい席には欠かせない魚となりました。
一説では、年末にお嫁さんの実家に「嫁さんぶりがよい」と大きなブリを一本持っていく風習があったため、お正月のおせちの材料や雑煮に使用されるようになったとも言われています。
うまみたっぷりのあごだし
西日本では多く知られる、とびうおの煮干である「あご」を使用しただしは、あっさりの中にも独特のうまみが凝縮されており、さらに、ぶりのうま味も加わることでより上品で深い味わいです。
博多雑煮の三種の神器と言われている「あごだし」「ブリ」「かつお菜」なしでは福岡のお雑煮は語れません。
伝統野菜『かつお菜』
九州の伝統野菜のかつお菜は、12月から1月が旬の高菜の仲間の野菜です。
独特な辛みが特徴の野菜で、お雑煮などの汁物に入れるのはもちろん、漬物・煮物・お浸し・油いためなどでもおいしく食べることが出来ます。
九州生まれの私のお勧めはなんといっても「炒め物」。独特の食感がたまりません!
かつお菜を見かけたら是非お試しください!
福岡県在住の方・福岡県ご出身の方。
『うちのお雑煮こんな味でこんな具材入ってるよ!』
などございましたら、ぜひコメント欄よりご投稿くださいませ!
お雑煮やさんが実際に作ってHPにてご紹介させていただきます!
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] お雑煮研究所っていうHPがありました~。それによると […]