福井のシンプルタイプのお雑煮

2015/09/04カテゴリ:タグ:

 

お祭り情報から、その地域のお雑煮を紹介していこうかと思います。

 

まずは、

福井県敦賀市の「けんさん祭り」は、北陸での祭り期間が一番長いお祭りで有名です。

「けんさん」とは氣比神宮のことで、大宝2(702)年の建立と伝えられています。7柱のご祭神をまつる北陸道の総鎮守で、『古事記』『日本書紀』では早い時期に神宮についての記事がありました。

 

今では、「けんさん祭り」は「敦賀まつり(つるがまつり)」として親しまれ、駅前商店街・本町商店街・神楽商店街・相生商店街の4つの市内中心部の商店街で行われています。

 

「氣比神宮例祭」は、

9月2日 宵宮祭(例祭の前夜祭)

3日 神幸祭

4日 例大祭(6基の山車(やま))

5日~10日まで後祭

15日 月次祭

「氣比の長まつり」としても有名です。

 

そして、

この地域のお雑煮は、白みそ仕立てに丸餅のみ

具材は花かつおを振るだけの実にシンプルなタイプ。

だしこんぶを入れた鍋に、丸餅は焼かずに入れ、煮たってきたらお味噌を入れて味をつけます。食べる時にかつお節を加えます。

そして、お砂糖をたっぷり加えて食べる方が多いのも特徴です。

私のように東京雑煮で育っている人間からみたら、砂糖を雑煮に加えて食べるなんて、???・・・となってしまいますが、これが案外と食べてみたらイケるのです。

 

一度お試しあれ!

 

簡単に作れそうなのが、またいいですよね。

もしよかったら、同じ県内でも、赤みそを使う福井市の【全国のお雑煮・福井の「かぶら雑煮」】もご覧ください。

参考 → 全国のお雑煮・福井の「かぶら雑煮」