お祭り情報から、その地域のお雑煮を紹介していこうかと思います。
まずは、
福井県敦賀市の「けんさん祭り」は、北陸での祭り期間が一番長いお祭りで有名です。
「けんさん」とは氣比神宮のことで、大宝2(702)年の建立と伝えられています。7柱のご祭神をまつる北陸道の総鎮守で、『古事記』『日本書紀』では早い時期に神宮についての記事がありました。
今では、「けんさん祭り」は「敦賀まつり(つるがまつり)」として親しまれ、駅前商店街・本町商店街・神楽商店街・相生商店街の4つの市内中心部の商店街で行われています。
「氣比神宮例祭」は、
9月2日 宵宮祭(例祭の前夜祭)
3日 神幸祭
4日 例大祭(6基の山車(やま))
5日~10日まで後祭
15日 月次祭
「氣比の長まつり」としても有名です。
そして、
この地域のお雑煮は、白みそ仕立てに丸餅のみ。
具材は花かつおを振るだけの実にシンプルなタイプ。
だしこんぶを入れた鍋に、丸餅は焼かずに入れ、煮たってきたらお味噌を入れて味をつけます。食べる時にかつお節を加えます。
そして、お砂糖をたっぷり加えて食べる方が多いのも特徴です。
私のように東京雑煮で育っている人間からみたら、砂糖を雑煮に加えて食べるなんて、???・・・となってしまいますが、これが案外と食べてみたらイケるのです。
一度お試しあれ!
簡単に作れそうなのが、またいいですよね。
もしよかったら、同じ県内でも、赤みそを使う福井市の【全国のお雑煮・福井の「かぶら雑煮」】もご覧ください。
参考 → 全国のお雑煮・福井の「かぶら雑煮」
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